現在、山形県の被災地に対する対応の遅れが指摘されています。県民性なのか隣の県で起きている事なのに、何か人ごとのようにふるまう輩が多くいて、この状況はなんなのか?と怒りというより不思議な気持ちになっています。
これから、我が県の行政や県民が本気で考えなければならない事がタクサン出て来ます。山形に避難されている子供たちの多くは帰る家が無く、帰るべき学校がありません。親御さんたちも住民票を移し、山形のハローワークで仕事を探しています。転校の手続きをし来月から山形県各市町村の学校に通うようにしなければならないのです。
また、我々が考えている以上に子供たちの精神的疲労が大きいようです。心のケアも廻りの大人たちが本気で気遣って行かなければなりません。
何年かかるか解りませんが、被害が少なかった我々は受け入れる側として様々な分野で復興に向けた努力を続けなればなりません。
道場生の皆さん、これからも復興支援の協力をお願い致します。
さて、この一連の出来事で、すっかり話題から外れてしまいましたが、この度めでたく芙実指導員、後藤先輩、タロ先輩、カメ拳士が大学を卒業されました。
卒業といっても、今年の卒業式は自粛。中止。卒業証書は郵送されるそうです。
芙実指導員は、河北新報の子会社に就職です。仙台支部に移籍し全日本をめざして毎週一回は必ず山形道場で稽古を行うと頼もしい言葉を聞けて良かった。後藤先輩は大学院を卒業し清水建設に就職。総合職...キャリアだそうで素晴らしいです。山形支部に籍を残し空手を継続したいと話がありました。タロ先輩は陸上自衛隊の幹部候補生として入隊。今頃は長崎県の佐世保で三か月研修をうけるそうです。(松島の研修所が津波で流された為?)研修終了後は被災地支援だろうとの事。国民の安心安全を守る大切な職務ですね。これまた素晴らしい仕事です。たろうも道場に籍を残したまま空手を継続するとの事。全日本に出場できるよう頑張れ。将来は福島県の支部長を宜しく!!
そんなこんなで、正式なお祝いもできなかったのですが、改めて食事でも行きましょう。
離れていても心は一つ。君たちは最高の仲間です。
この先、社会に出て、どんなに苦しい事があっても大会前の選手稽古と比べたら楽にこなせるし、厳しい上司がいても、日野先生や愛子先生に比べたら優しいものです。
このブログを書いていたら、なんだか皆の入会時を思い出しました。
入会誓約書に張ってある、若い?幼い?君たちを見て...なんだろう。あったかい気持ちになりました。
本当に立派になりましたね。
ご卒業おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
こんな時に不謹慎かもしれませんが、今夜は君たちの門出を祝い一人で乾杯したいと思います。
新社会人の活躍に乾杯!
22日(火)より山形常設道場で稽古を始めました。節電に協力するため蛍光灯を通常の4割点灯しての稽古でした。
道場の明かりはいつもより暗いですが、元気な子供たちを見て気持ちが明るくなり、いろいろと考えることが多い毎日でしたが少し落ち着いた感じがします。
ガソリン不足など様々なマイナス要因があり、稽古を始めるか否か悩みましたが、結果やって良かった。子供だけじゃなく、久々に大人も道衣姿を見れて良かった。頑張ってたね。
稽古時に皆さん話をしましたが、我々の仲間で稽古がしたくても出来ない者が大勢います。道場で汗を流せる事に感謝し、精いっぱい気合いを出して一所懸命に稽古しましょう。
さて、我が道場生たちも被災者の皆さんのお役にたてるよう頑張っています。
陽介指導員は、障害をもっている方の施設に勤務している関係で、宮城の知的障害者の救済活動に尽力しています。楽な仕事ではないと思います。
私は、被災地から山形市スポーツセンターに避難している方へ訪問しボランティア皆さんの支援活動のお手伝いに行ってきました。
あべ丸は店を休んで石巻へ炊き出しに行き、米沢では、“かめ拳士”たちが自主的に福島から避難してきた皆さんの支援をしているようです。
みんなお疲れさん。
今日は、カラが社会福祉協議会のボランティアの打ち合わせに行き、明日、力仕事があるようで数名でスポーツセンターへ行くと連絡がありました。御苦労さま。
白蓮会館山形支部道場生一同、自分が出来る事を考え全力で頑張っています。みんな本当に頑張っています。
苦しい現状だけど、元の生活に戻れるよう皆がんばっています。皆が頑張っているのは承知していますので更に頑張れとはいいません。
絆を大切に、道場生一丸となって自分が出来る事に努力しよう。
慣れというのは怖いもので、震度3とか4ではまったく焦る事も無く、当たり前になってしまっている自分が恐ろしく感じます。
さて、本日琢磨会・中嶋先生と連絡がつきました。まずは無事な声を聞けて良かった。生きていてなんぼだと思います。
また、松島空手の小野先生より電話をいただきました。3mくらいの津波に流されたが奇跡的に鉄塔に捕まる事ができ、よじ登って難を逃れ消防か自衛隊に救出されたそうです。
無事で良かったです。
牙城会の平野先生もお元気そうでした。
少しずつ仲間たちと連絡がとれるようになり、一安心です。
改めまして、3月11日に発生した東日本大震災・東北地方太平洋沖地震におきまして、被災された皆さま、そのご家族の方々に見舞い申し上げるます。あわせて何とぞお体にご留意の上、一日も早く復旧されますことを心よりお祈り申し上げます。
我々の仙台支部も全員の無事が確認されたものの、多くの道場生や家族、仲間、同志たちが今回の地震で被害を受けています。
白蓮会館伊藤道場と致しましては、今何をなすべきか、自分に出来ることは何なのかを道場幹部、行政、関係機関と検討し、出来ることは総本部、並びに全国の白蓮会館支部道場に呼び掛けを行い、少しでも救助活動・援助活動のお役に立てるよう、出来る限りの支援を全力で実施いたします。
我々白蓮会館の活動が、現在不自由な生活を余儀なくされている道場生や流派は違えど志を同じにする仲間たちの「希望の光」になることを信じて復興に向けた最善の努力を続けてまいります。
今後、ホームページやブログで支援のお願いをした場合、道場生はもちろんの事、白蓮会館全国の支部長並びに拳士の皆さん、全国の空手道場関係者の皆さん、何とぞご協力をいただけますよう宜しくお願い申し上げます。
皆無事でなにより。
生徒の安否を心配する全国の支部長方から電話、メールが来ています。館長は毎日「安否確認とれたか?」と電話をくれていました。ホームページに全員無事の報告をしたら、すぐに「全員無事でよかったですね。頑張って下さい」のメールが入り、本当にタクサンの仲間が心配してくれていたんだと改めて実感し、頑張って下さいの言葉が心響きました。
先日も書き込みましたが、皆さんの励ましに毎日どれだけ勇気づけられているか...。皆さんご心配かけました。白蓮会館仙台支部全員無事です。ありがとうございます。負けません。がんばります
さて、昨日から道場として行動を始めています。
まず始めは、国際ボランティア協会と上山市役所の皆さんの活動に参加。先発隊に藤平指導員(隊長)、金子指導員、中野拳士、のび拳士、のりすけ拳士の5名が入り、名取中学校での炊き出し、今後各地からボランティアに入る皆さんの為の現地調査、受け入れ態勢の確認作業にあたりました。
そして、午前中、藤平隊長ひきいる先発隊より道路状況の連絡をもらい、仙台市内でもウチの道場がある桜ヶ丘までは比較的スムーズに車が動くと報告があったので、すぐ仙台の道場生にTEL。電気は来ているが、水道とガスがパンクしていて飲み水が無いとの事だったので、タンク式のミネラルウォーターを車に積み込み、炊き出し用の鍋を借りて道場で汁物を仕込み、山形のスーパーで買える野菜や惣菜、お菓子、おにぎり、薪などを車2台に詰めるだけ積んで日野隊長以下別働隊8名が夕方出発。
生徒の自宅前で釜に火を入れ皆さんにふるまった。
ばあちゃんに泣きながらありがとうございますと言われ、皆の嬉しそうな顔を見ていたら、もらい泣きしそうになって必死に我慢。
生徒全員の家を廻りたかったが物理的に無理なので、また行こうと思っています。ただ生徒の無事で元気な顔をみれて良かったというのが一番の実感でした。
ただし、無事とは言っても、実際食器や本棚が倒れて家の中はメチャクチャ...自宅を離れ実家や親戚の家へ行っている方がほとんどです。ライフラインもまだまだ復旧せず、厳しい生活が余儀なくされています。
しかもリュウセイが通っている仙台の中学は卒業式が中止が決定。山形の子供たちは隣の県で道場の仲間がどのように辛い思いをしているか正確に知ってほしいと考えています。
白蓮拳士は絶対に負けない。道場生は東北人の粘り強さと、空手で養った不屈の精神力を持っています。だからここからシッカリ立ち上がります。我々も出来る限りのサポートをします。道場生全員でバックアップするから、がんばろうぜ。
山形のスーパーもガソリン不足のため流通が止まってしまい、ほぼ在庫が無くなってしまったようですが、仙台の困っている仲間たちが欲している物を出来る限り集めて持って行いければと思っています。次回行くときに連絡するので皆さん協力をお願い致します。
がんばれ、仙台白蓮拳士!
がんばれ、東北空手界の仲間たち!
がんばれ、まだ連絡が取れない三陸沿岸の空手道場同志たち!
がんばれ
がんばれ
がんばれ...
私個人のアドレスやホームページに白蓮会館はもちろんの事、全国の空手道場各流派の先生、東京勤務時代の同僚、同級生など仲間たちから安否の確認や励ましの言葉を沢山いただいています。
ありがとうございます。対応が遅れ全員に返信出来なくています。お許し下さい。
私や山形の道場は無事です。元気です。昨夜から電気も復旧し電気、ガス、水道のライフラインは確保されている状況です。
仲間の励ましが、これほど嬉しく感じたことはありません。
さて、現在、震災に派遣されている道場関係者が数名おります。彼らは悲惨な現場で一人でも多くの方を救出するよう、また、住民の安全を確保するため昼夜を問わず自然という見えない力に真正面から立ち向かい全力で戦っています。
海に津波で亡くなったと思われる方が数百体浮いている、本当に悲惨な現場で、誰一人あきらめる事無く戦っているそうです。
太平洋側は、電気がまだ復旧していないらしく今夜も寒い思いをしていることと思います。私たち空手道場が何ができるのか、よく考え、今後出来る限りのことを行うつもりです。
また、仙台道場所属の道場生8名の安否確認ができません。
宮城の・大友隆晴・高木耀介・奥山悠葵・奥山洸希・高木優作・大塚圭悟・及川宙斗、武田和真、無事ですか?元気ですか?我々道場生のみならず全国の白蓮拳士がみんなの無事を祈っています。連絡下さい。
※追記11/03/16 pm0:00 仙台道場全員の無事を確認しました。
上記8名について何か情報をもっている方は白蓮会館伊藤道場までご連絡下さい。お願い致します。
無事を確認できた拳士で我々の支援を必要な者は遠慮なく申し出て下さい。出来る限りの事をします。私だけじゃ無く、道場の仲間も同じ気持ちだと思います。私に言いづらかったら日野先生でも、愛子先生でも誰でも良いですので言って下さい。
そして、先にご連絡しましたが、この度の震災で宮城の大和先生が亡くなりました。無念でなりません。
太平洋沿岸・宮城、岩手、青森の空手道場関係者のみなさん無事ですか?直接無事が確認できたのは、八戸市の武部道場・武部先生、栗原市の北峰会・操先生、岩手の童心会・佐藤先生と大修会館・齋藤先生です。武部先生は津波にやられ大変だったようです。
私は直接確認できませんが、士衛塾木村先生が、大船渡市の琢磨会・中嶋先生と連絡取れたとの事です。店や道場は壊滅状態で道場生の安否確認出来ないらしいです。無事を祈ります。
松島の小野先生、大船渡の及川道場、連絡がつきません。先生、道場生の皆さん無事ですか?松島も大船渡も壊滅的な被害で出ている地域です。心配しています。
時間の経過とともに、悔しさや哀しさが込み上げてきます。同時に人の温かさや優しさに気づきます。
白蓮会館の道場生に限らず、この度の震災で辛い思いをしている方、空手道の仲間たち、我々に出来ることがあれば連絡下さい。くどいが出来る事は人ごとと思わず全力でやります。
明けない夜はありません。余震が酷いが復興に向けて一緒にがんばりましょう。
伊藤颯康
追記4 11/03/16 pm0:00
仙台道場全員の無事を確認。
未確認ですが、松島小野先生、お弟子さん無事との事。
追記3 11/03/14 pm12:00
大友隆晴より電話あり皆元気。
無事でなにより。
残りは和真。無事を祈る。
追記2 11/03/14 am9:00
奥山家の無事を確認。
高木家の無事を確認。
大塚圭悟の無事とコメントあり。
追記1 11/03/14 am0:17
仙台道場・及川宙斗
家族全員の無事を確認。よかった。
ご連絡
仙台道場の仲間たちの無事が確認できません。
全道場、今週の稽古を休みにします。道場生の皆さんには改めてメール致します。ご理解下さい。
11/03/12 pm15:03
第15回東北空手道選手権大会の開催について
協議の結果 [延期] と決定致しました。
詳細については、状況が落ち着きしだいホームページで発表します。
また、現在道場生の安否を確認中です。仙台道場の子供たちの確認がとれません。ご存知の方はメールか、このブログにコメントを入れて下さい。
今回出場予定だった我々東北空手界の同志であるwko大和道場代表、大和師範がこの度の震災でお亡くなりになりになりました。
慎んで御冥福をお祈り致します。
追記1
11/03/12 pm12:55
今から県と打ち合わせを行います。
終了しだいブログを更新します。
しばらくお待ち下さい。
仙台の生徒と連絡つきました。
マナト無事、こうぞう元気です。
道場生の皆さん怪我はありませんか?
山形は若干の余震があるものの停電している以外、特にパニックはありません。
皆さん心配していると思いますが、日曜日の大会は変更なく開催する予定です。※正式決定は明日の正午にします。(ちなみに明日行われる山形大学の入学試験は予定通り開催するそうです。)
また、電話がつながりにくいようです。道場への連絡がある方はこのブログにコメントするか、道場までメール下さい。確認しだい出来るだけ早く返信したいと思います。
師範 伊藤颯康
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